コンサートのチケットを転売目的で購入したとして兵庫県警に逮捕された業者が、「ボット」と呼ばれる自動プログラムを悪用してチケットを瞬時に注文し、買い占めていたことが捜査関係者への取材で分かりました。
警察は、転売目的のこうした手口が広がっているとみて実態解明を進めています。
チケット販売サイト大手の「イープラス」から転売する目的を隠してコンサートのチケットを購入したとして兵庫県警は、今月、千葉県の転売業者を逮捕しました。
この事件で逮捕された大橋直斗容疑者(30)のパソコンから、「ボット」と呼ばれる自動プログラムと、およそ800人分の架空名義の「イープラス」などのIDが見つかったことが捜査関係者への取材で分かりました。
「ボット」とは「ロボット」の略称で、人間がコンピューターを操作して行う処理を自動的に実行するプログラムのことを指します。
この「ボット」を使えば、瞬時に自動的に大量のチケットの注文ができるということで、大橋容疑者は、この機能を悪用し架空名義のIDを使い分けて人気歌手のライブや舞台のチケットを買い占めて高値で転売していたということです。
警察は、チケットの違法な転売でこうした手口が広がっているとみて、実態解明を進めています。
